Lina
骨盤と内臓の関係
【右腸骨はなぜ前方回旋するのか】
人間の内臓は左右対称ではなく
肝臓(右側)は
男性で1,300g、女性で1,000g
ほとんどが右葉で構成されている
肝臓のついている場所は
腹壁ではなく横隔膜
前面(お腹側)には支えがなく
後面(背中側)で横隔膜についている
第12肋骨は横隔膜の付着部であるため
肝臓の重さが強くかかる
↓
第11、12肋骨は先端が
固定されていないため
一定の位置を保つのは不自然
↓
特に右12肋骨は肝臓の重さが
横隔膜を介して上方へ行く力として加わる
↓
腰方形筋を上方に引き上げる力として
(=右腸骨が前方回旋する)
作用するため第12肋骨は前方部分が
固定されていなくてもその位置を
維持できる
↓
大腿骨の長さが解剖学的に
左右同じでも寛骨臼の位置が
前方回旋により下方に下がるため
見かけ上右足は長く、左足は短くなるという
脚長差が出現する
【左腸骨はなぜ後方回旋するのか】
左下腹部(左腸骨前)にS状結腸が存在
腸管の内容物は蠕動運動によって
送られS状結腸に送られ貯められる
(全大腸に均等ではない)
↓
腸管内容物の重さによって
左腸骨は後方回旋すると考えられる
人間は外傷性の障害(事故やケガ)
を受けた場合を除いて
ほとんどが右腸骨が前方回旋している
それにより代償性の変化が脊椎全体に
生じていると考えられる
⇓
局所に対して治療を行っても
原因病変が解消されない限り
回復されることはない。
一時的に
鍼をして軽くなっても
食べている物の質や内容により
内臓に負担をかけていれば
変化は見られないということです
よって
ご自身の身体は自分でケア・治療する
ことも大切なのです^^
今日は専門用語の嵐ですみません。
どうしても記録に残しておきたくて。
(ノートには書いてあるんですけどね)
3回くらいアウトプットしないと
定着しないので^^
難しいけど
もう少し詳しく知りたいという方は
気軽にご連絡くださいませ~
東中野・Lina鍼灸院では
長くても短くても最後まで楽しい人生を
をモットーに仕事からプライベートまで
「調子いいな」と感じる身体作りの
お手伝いをさせていただきます^^
お身体の不調、気軽にご相談ください。

【アクセス】
東京都中野区東中野1-36-3
・総武線「東中野駅」徒歩3~4
・都営大江戸線「東中野駅」徒歩6分
・東京メトロ丸ノ内線「中野坂上駅」徒歩10分
公式HP